~Collaboration by ripe house~
What is your GIFT?
障害を持つアーティスト達がアートを通じて、コミュニケーションを取れる世界を目指す、ripe houseとのコラボレーション企画です。
ripe houseに通い、アーティスト達と触れ合う中で、デザイナーのKohは、世間は彼、彼女らを障害者と
呼ぶけれど、これは才能だったり個性では?と感じた。
そんな考えから生まれた、今回のプロジェクト名。
みんな人と違って当たり前で、その違いを知り、楽しむことが大切なのではないだろうか?
そんな大切なことを教えてくれた、ripe houseのアーティスト達との物語と、共に過ごしながら受けた
インスピレーションをもとに作り出した、一着の服をお届けします。
ギャラリーから出ました
Particular About Design
今回のコラボ先でもある障害を持つ方も含め、いろんな体系や、生活様式、
好みを持つ方が世界中にいると思います。
今回のプロジェクトで、ライプハウスさんに通わせていただいている中で感じたのは、万人受けする服は
作れない。だって個性も好みも体系もみんな違うから。
それでも、ターゲットを絞らず選んでくれた人色に染まる服を作りたい。
全ての素敵な女性たちに向けた服を作りたい。と再確認できた期間でした。
PLAYFÜLが提唱する「万人受けする服」とは、「体型に関わらず、ご自身に合う着こなしを探し出せる
ような服」を指します。PLAYFÜLは、一着で多様な着こなしができる設計をすることで、
飽きずに末長く愛されるユニークなルックを展開しています。
About Artist

Artist 1
Maki Yoshinaka
視野が狭いからこそ完成する一枚。
好きな色を4色選び、そこから毎日点を書き続ける彼女の絵は、立体的で迫力がある。
見える範囲、できる範囲でリハビリを兼ねながら描く絵。
職員の方に絵を回転してもらいながら、1年以上かけて完成する絵は、迫力があり美しい。
障害を持ったからこそ、自分にしかできない描き方で、真っ白なキャンバスに新しい命を吹き込む。
Artist 2
Hidetaka Kaji
色鉛筆だけで描かれる絵からは、彼のパワフルさが伝わる。
一見、ただ塗りつぶされただけに見える絵も、近くで見ると傷や、
彼の腕の動かし方の癖を読み取ることができる。
自閉症を持つことで、いじめられた経験もあったが、今は自分にしかない個性を見つけて、
それを大切に、誰よりも絵を描くことを楽しんでいる。
だからなのか、彼の絵を見た人たちは、自由に捉えることができて、
見ているだけで清々しい。と言って帰っていくそう。

